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アルツハイマー病の原因

 

アルツハイマー病の原因


認知症の代表的なアルツハイマー病の主な原因はβアミロイドによる老人斑、脳の萎縮によるものです。

 アルツハイマー病を起こした脳はシミのような「老人斑」が広がり周囲の神経細胞を圧迫し、これを死滅させていきます。この「老人斑」の正体はβアミロイドといわれるタンパク質ですが、早ければ40代から出来はじめ、これが蓄積されてできるといわれています。

 脳には約1000億の神経細胞があり、神経伝達物質が神経細胞に情報を運ぶというネットワークを作っていますが、アルツハイマー病になると、脳のネットワークが崩れ、脳が萎縮していきます。成人では1400グラム前後ある脳の重さが、アルツハイマー病を発症して10年程度経過すると、800900グラム前後になるといわれています。

 アルツハイマー病は65歳の人では数パーセントに過ぎませんが、75歳を過ぎると急激に増えています。しかしその原因については、まだはっきりわかっていません。したがって、アルツハイマー病にきく薬も治療法もないのが現状です。日本では製薬会社のエーザイから、アルツハイマー病の薬として「アリセプト」という薬が販売されていますが、ごく初期の人の何割かにしか効かないとされています。



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