TOP  
 TOP卵、卵製品アレルギー

アレルギー基礎知識

   アレルギー症状と治療

卵、卵製品アレルギー

 卵アレルギーの場合、初めから下記の第一制限食品から第三制限食品まですべて除いてもらうのが望ましいのですが、とり肉については、個人差があるので医師の指示にしたがってください。

 卵は卵白のたんぱく質のほうがアレルゲン性が高いので、検査項目を卵白や卵白由来のたんぱく質で調べます。そのため「卵白に反応しているので黄身はいいのでは・・・」と思われる人もいますが、共通アレルギー性があることと、調理すると卵白成分が卵黄に浸透するので、卵白で検査にプラスに出れば、まず卵、卵製品をすべてやめてもらい、症状と検査値の経過を見ます。

 そして軽快してきたときに、いきなり全卵がためらわれる場合に、卵黄から食べてもらうということはあります。卵についてもメーカーに表示義務があるので、食品のラベル表示をよく確認して購入することで避けることができます。

 代替商品として卵白をつなぎにしていない麺類や練り製品などのほかに、最近では卵を使っていない「マヨネーズ」や白身魚でつくった「卵もどき」なども開発されています。

第一制限食品
鶏卵およびその他の鳥の卵、カニの卵、魚の卵(タラコ、スジコ、数の子、イクラ、ししゃも、カレイの卵)

第二制限食品
マヨネーズ、カステラ、プリン、ケーキ、鶏卵使用の市販の菓子、揚げ物の衣

第三制限食品
練り製品(かまぼこ、はんぺん、てんぷらなど)、中華麺、日本そば、とり肉、その他食品表示に卵成分混入の表示があるもの全て