市販の加工品には、思わぬ物にも乳成分が含まれていることがあります。乳成分については表示義務がありますので、ラベルの表示を確認しましょう。
牛乳アレルギーの軽い人は、第一制限食品の除去だけで良い場合もありますが、素人判断ではなく医師の指示にしたがいましょう。
妊娠、授乳中や成長期の方はのは、カルシウムの補いに、アレルギー用ミルクとして販売されている物の中から、医師に相談して病状にあったミルクを一日にコップ1、2杯飲まれると良いでしょう。
代替商品としてはミルクの入っていないマーガリンやパン、菓子類などもたくさん開発されています。
アレルギー用ミルクは除去内容の緩い順に「ミルフィー」、「ニューMA-1」、「エピトレス」、「無脂肪MA-1」などがありますが、重病の牛乳アレルギーがある場合には、アミノ酸まで分解した「エレメンタルフォーミュラ」を処方して飲んでもらうこともあります。除去試験の期間中や牛乳アレルギーの強い場合、下記の第三制限食品まですべて食べないようにします。
【第一制限食品】
牛乳、ミルク、ヨーグルト、チーズ、バター、コーヒー牛乳、カルピス、ヤクルトなどの乳酸飲料
【第二制限食品】
カステラ、ケーキ、プリン、マーガリン、乳成分混入表示のある菓子類、パン粉、カレールー、ホワイトソース、シチューの素
【第三制限食品】
牛肉、羊肉とその加工品(ハム、ウインナー、ベーコン、ソーセージ、ゼラチン)、乳成分混入表示のあるジュース類や果物缶詰 |
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