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大豆、大豆製品アレルギー

 大豆はアレルゲン性が強く、市販の植物油はたとえば100%なたね油とか、100%紅花油などと銘打ってあっても、製造過程で大豆油がわずかに混入していることも多いので、第一制限食品については、かならずアレルギー食品専門の油脂類および油を使用した製品を使ったほうが安全です。

 大豆については表示義務が厳しく義務付けられていないため、大豆油混入の疑いのある植物油を使った食品については原材料名に植物油とのみ表示している食品があるので注意が必要です。

 代替食品として、大豆油混入のないアレルギー除去食品の「なたね」や「オリーブ」、「えごま」、「しそ」なおどを原料にした食用油をはじめ、マーガリン、ドレッシング、菓子やノンオイルの海苔、干果物があります。第三制限食品まで除去する人のためには、米や雑穀、魚などを原料にした味噌やしょうゆ、ソースなどの味の良い無添加の物がたくさんあります。第四制限食品の豆類も控えめに食べるほうが良いでしょう。

第一制限食品
市販の植物油およびそれらを用いた加工食品、包装容器の原材料に植物油と記載のあるもの。市販のマーガリン、マヨネーズ、ドレッシングなど

第二制限食品
おから、チョコレート、ピーナツ、コーヒー、ココア、きな粉、くんせい、市販の味つけのり、手巻きのり、市販のそうめん、ひやむぎ、マカロニ、スパゲティ、乾麺、市販の干し果物

第三制限食品
豆腐、納豆、みそ、しょうゆ、ソース、ケチャップ、あずきなど

第四制限食品
枝豆、もやし、グリーンピース、いんげん、さやえんどうなどの豆類、はるさめ、くず粉、コーラなど